本漆の金継ぎを自分でやりたい! 簡単金継ぎ〜下準備【金海窯②】 

本日は金継ぎ日記・第二回目です!

作業のお品書きはこちら!

今回の道具

簡単金継ぎという事で、なるべく身の回りの物で道具も揃えたいと思います。

そこで、初めの道具はこちら。

画像の【ダイヤモンドやすり】半丸型です。

近所の100円均一ショップで購入しました。

金継ぎを始めるに当たり、手軽さを求めての選択。長くやっていく様であれば、グレードアップしようかなと。

作業① やすりで割れた断面(特にエッジ部分)を削る。

この一手間で仕上がりが綺麗になるのと、漆のつきも良くなります。と、ここで大きなニューがある事を発見、、

【ニュー】というのは、要はひび割れの事です。これがあると、せっかく金継ぎしたところでその部分は強度が弱いまま。

その為、漆を塗り込む為に線彫を施し、後ほど漆を塗ります。

作業② ニューの部分を線彫する。

で、このニューの所を本来は【けがき】という道具で掘り込むのですが、手元にはやすりしかない!

試しにこのやすりで彫り彫りします。先端が尖っているので、ニューに当てながら少しづつ少しづつ。ひたすら地道にカリカリ、カリカリ。少し外れて器を傷つけたりして。

そして以下の様な筋が掘れました。結構地味に時間かかった。

アップにすると、こんな感じに。以外と時間かかりました。ニューはひび割れなので、角度によって見え辛くなるので、慎重に角度を変えながらで、手間がかかりました。

表と同じく、裏面も筋彫りをしっかりと。まあ、こんなもんでしょう。

作業③ 陶片の断面に生漆を塗る。

透漆を塗った後は、余分な漆をティッシュで拭き取ります。上記の注意点を守りながら、最後まで気を抜かず漆に触れない様に作業を進めましょう。

お勧めの金継ぎキット

ここで私が使用している金継ぎキットをご紹介。

こちらは、簡単に本漆の金継ぎが行える優れものなんです。

【播与漆行】という東京の漆会社の金継ぎ初心者向けのセット。

漆がマニキュアの様な小瓶に入っていて、更に蓋に筆付きでそのまま塗れちゃいます。

今回の作業時の注意点!

ここで大事な注意点!

本漆は人によって被れます。【漆かぶれ】といい、痒みや腫れを引き起こします!

必ず漆に触れないよう、作業中は手袋をして対策をしましょう

万が一、漆が肌についた場合は早急にぬるま湯と石鹸で洗ってください。

最後の工程、乾燥させる

その後は【ムロ】と呼ぶ、継ぐ物を乾燥させる為の箱を用意。わたしが使用しているのは程よいサイズの段ボールです。下に新聞紙が敷いてありますが、無くても大丈夫です。

漆が付かないように、配置して乾燥させるのですが、ここで大事なポイントが一つ!

漆というのは変わった性質があり、その性質を利用して金継ぎは成り立ちます。

その性質とは

【漆は湿度が高くないと乾燥しない】

その為、画像の様にある程度の湿度を保つ為、キッチンペーパーや、ティッシュペーパーを濡らして一緒にムロに放り込みます。

こんな感じで。

下の丸まっているのがキッチンペーパーを濡らした物。

この後は蓋をしてガムテープで軽く止め、そのまま1〜2日ほど置いて様子を見ます。

漆を塗ったところが乾いていれば大丈夫です。

はい、ここまでが二回目の作業内容です。

次回は割れた陶片を継ぐ作業に入ります!

今日も最後迄お付き合い頂きありがとうございました!

いちご

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