本漆の金継ぎを自分でやりたい! 簡単金継ぎ〜麦漆で接着まで【金海窯③】  

今日は金継ぎ三回目です。 

では早速、本日のお品書き!

【麦漆】とは?

いちご
いちご

【麦漆】とは小麦粉をこねた物に生漆を混ぜて粘着力を高めた天然素材の接着剤です!

はい、正解は接着剤でした。ここでのポイントは天然素材で出来ている点です。

食器に用いると言うことは、口にする物に触れるわけで、その為には天然素材の接着剤が良いわけです。

漆以外での接着だと普通のボンドや接着剤、パテの様な天然では無いもので、この様なものだと口にするものとしての安全性に不安があります。

実際、本漆以外の合成漆、新うるしは安全性を保証されていない物がほとんどです。

その為、私は本漆を使った繕いをしたいのです。

【麦漆】の作り方

【麦漆】は

①初めに小麦粉適量を耳たぶ位の硬さになる様に、少しずつ水を混ぜながら練っていきます。

②練った小麦粉に生漆を少しずつ出して粘着力を高めます。

※足しすぎない様に様子を見ながらしましょう。

実際、練った物の画像がこちら。

この様な状態になれば大丈夫です。この麦漆を破れた側面にまんべんなく塗っていきます。

作業して思ったのは、接合する場所全部に塗った方がくっ付きが良くなる様です。

こんな感じで塗っていきます。塗り方は先端が細めのヘラで塗るか、指で塗り付けます。今回私は手袋で漆かぶれ対策で手袋をしたのちに、指先で塗り付けました。

【麦漆】を塗った後は30分程放置し、粘着力を高めます。

【麦漆】で接合する作業

30分経ってから各パーツを接合します。この接合作業が地味に難しい、、、

お互いのパーツがズレないように、全体の歪みを調整しながらくっつけます。この漆の接着剤は直ぐに硬化しないので時間かけても大丈夫です。

やっていて問題に感じたのは、麦漆を塗っているので断面通しがピッタリくっ付かないので、パーツ達が少し離れることです。

今後の麦漆を使う時の改善ポイントかなと。

そしてなんとか付けた画像がこちら

ちょっとお見苦しいのですが、接合箇所のずれを防ぐ為にマスキングテープでペタペタ貼り付けました。

裏面もペタペタ。そして今回の最後のステップ。

乾燥させる方法

前回使用した、ダンボールのムロを使います。

接合箇所がずれない様に今回のお皿は立てて乾燥させます。お皿の重みでくっ付きも良くなる為です。こんな感じです。

右隅には前回同様、キッチンペーパーを濡らしてムロの中に湿度を与えます。

おさらいですが、漆は湿気があると乾燥するのです。不思議ですが、そうなんです。その為、ムロの中が乾燥しない様に水分を切らさない様にするのです。

この後、ダンボールの蓋を閉めて2〜3週間乾燥するのを待ちます。時間は少し乾燥待ちで時間が開きますが、お待ち下さいませ。

いやぁ、しっかり接合するか不安ですが、、

本日も最後までお付き合い頂きありがとうございました!

いちご

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